今回はブレーキフルードの交換方法とその大切さについて
お知らせします。
車に乗ってブレーキを踏むたびに摩擦熱が生じ、ブレーキフルードが
かなりの高温に達します。
それを繰り返していくうちに、ブレーキフルードは汚れ、エア噛みしたり、
水分を含んでブレーキの効き具合に影響を及ぼす恐れがあります。
ブレーキを踏み続けていると、ブレーキの効きが悪くなったり、効かなくなったり
することがありますが、その現象が起こりやすくなるわけです。
さて、ブレーキフルードの交換は、足でブレーキペダルを踏んで押し出す
方法と、機械を使ってする方法があります。
前者の方法だとエア噛みする危険がありますが、機械を使えば確実にエア抜き
ができます。
我社の場合は、写真にある「ブレーキブリーダー」というブレーキフルード交換
専用の機器で行ないます。
メーカーや車種によってブレーキタンクの口の大きさが
異なるので、たくさんのアダプターがあるのをご覧
いただけると思います。

これはH17年式のキューブのブレーキタンクです。
最初にブレーキタンクのブレーキフルードをブリーダー
で吸い取って、新しいブレーキフルードを足してから
ブレーキタンクの口に合うアダプターを取り付け,
しっかり固定し、ホースをつなぎスイッチをオンにすると、
新しいブレーキフルードが上から圧送されて古い
ブレーキフルードを押し出してエアや水分をなくす、
という仕組みです。

あとは、四輪のブレーキホースのコックを
開いて古いブレーキフルードを回収するので、
当然タイヤを外さなければブレーキフルードの
交換はできません。
前輪 後輪

この「ブレーキブリーダー」を使うと一人でも完全にエア抜きを行なえるので、
安心で安全です。
さて、ブレーキフルードがどれほど汚れているか、下の写真で確認できるでしょうか?

左が交換した古いブレーキフルード、右が新しいフルードです。
主婦の皆さんなら、てんぷらを揚げることがおありと思いますが、
てんぷらを揚げた後の油は黒くなっていますよね。
黒いてんぷら油でてんぷらを揚げても美味しくないですし、
体にも良くありません。
ブレーキフルードの場合もそれと同じ原理になります。
ブレーキフルードが汚れれば汚れるほど、沸点が下がり、エア噛みを
しやすくなって、ブレーキの効き具合に影響が及びます。
これで車検時になぜブレーキフルードの交換をする必要があるか、
お分かりいただければ幸いです。